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2020/03/11医療法人の決算届

Q,医療法人になると決算の内容が公開されるのでしょうか?

A、診療所の場合は簡易様式での公開、病院や老健の場合は詳細様式での公開となります。

こんにちは。4課の大久保です。

今、私たちは申告作業の最後の追い込み時期です。

世の中の確定申告期限は伸びましたが、我々は少しでも早くお客様にご報告をして、次のステップへの布石をどう打つかということを検討するためにあえて社内期限を伸ばさず、申告作業に勤しんでおります。

さて、今回のコラムのテーマは医療法人の決算届です。

皆さんの中には医療法人になると「決算書を見られる!」と思っているかたもいらっしゃいますが、これは「決算届」の提出というルールによるものです。決算届は「決算終了後3か月以内にその所轄する県に提出すること」になっています。

(現実には県庁に直接ではなく、県庁の機関である保健所が窓口になることもある。)

決算届は

・事業報告書

・財産目録

・貸借対照表

・損益計算書

・関係事業者取引報告書

・監事監査報告書

からなります。(愛知県の場合)

しかし、診療所の場合は簡易様式で提出することができます。

医業収益、医業費用、医業外の損益の記載」「流動資産、固定資産、流動負債、固定負債、純資産」の区分で提出することとなり、

診療規模はわかるものの具体的内容は比較的わかりにくいといえます。

一方、老人保健施設や病院は簡易様式は適用できず、ほぼ決算書と同レベルで財務内容を県庁に報告する義務があります。

また、関係事業者取引報告書は親族やメディカルサービス法人など、一定の関係がある者と一定額以上の取引をした場合に記載の必要があります。

 

私も役所に行くときにたまに閲覧している方を見かけることはありますが、ほとんどが業種上何らかの接点を持つ人で、一般の方はほとんど閲覧していないということが実情でしょう。確かに閲覧に供されるということは事実です。

 

確定申告も泣いても笑ってもあと数日です。皆さんよいご報告ができるよう、我々も頑張ります!