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2017/12/01人手が足りないっ!!

 皆様、こんにちは。鶴田会計の森です。

 

  このコラムをご覧の皆様の多くは、私たちのお客様、つまり中小企業の経営者や従業員の方々だと思います。どの企業のお客様も例にもれず、人手が足りない、採用できないという問題を抱えられているかと思います。

 弊社でも繁忙期(今月あたりから)には必ずと言っていいほど、人手が足りない!猫の手も借りたい!となっています。

(豆知識ですが、なぜ猫の手なんだ?犬でもいいのでは?犬の肉球、私は好きです、とさっきふと疑問に思い、調べたら、やはり同じことを考えていた方がいらっしゃいました・・・。猫は人に関心が薄く、自由気まま、役に立ってくれることが少ない。しかし街中で結構寝転がっていてよく見かける、そんな役に立たない猫の手も借りたいぐらい・・・ということが語源のようです。)

 

 それはさておき、今の世間の雇用の流れはどうなのか?ということを、雇用動向調査(厚生労働省)【平成28年度版/平成29年度版は半年以上先の発表が予想されます】のレポートを参考に本日はコラムを書かせていただきます。

 業績のいい、伸びている会社は人がいくらでも集まってくると思いますが、全体としては人口減の大きな流れには逆らえないと思いますので社会の趨勢を押さえる意味でも、たまにこういうレポートに目を通してみるのもいいのではないでしょうか?

 

①入職者、退職者(イメージはざっくり、この1年で職に就いた方、この1年で退職された方)

 全体としては、一般(パート以外の方)・パートの両方が純増となっています。特にパートの方の純増が牽引しています。

 予想外だったのは、団塊の世代の方が退職された後(いわゆる2007年問題)も緩やかに入職者が減っていっていると思っていた一般の方も純増となっていることです。(ただし、男性・一般は減少していました)

 いずれにせよ、前年から施行されている女性活用推進法の影響もおそらく表れているであろう状況(一般よりはるかに多いパートの方の純増)となっています。

⇒データでも表れているとおり(掲載しませんが、パートの方の大半は女性です)、やはり本腰を入れて、結婚や出産を経験されて時間に限りある女性の活用の機会を考えないと、人材の確保は難しい(一般は36,611千人のうち57千人の増加:たった0.2%の増加なので退職者の補充や人員の拡充は、よほど会社の魅力や条件が良くないと人がとれない)というこだと考えます。

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②入職率・退職率(イメージは平成28年1月1日にいた方を基準にどれぐらいの割合で入社の方、退社の方がいらっしゃたか)

 入職率>退職率で入職率が上回る要員を作っているのは、やはり女性、パートの方です。

 

③

③業種別

 業種別にやはり業種特有の数値が存在します。

 休日も不定期にならざるをえない宿泊・飲食の出入りが多くなっています。(ちなみに退職理由で最も多いのが労働時間・休日です)その次が残念ながら、私たちも属しているサービス業(専門サービス業に属しているかもですが)

 自社がどれぐらいの入職率なのか、退職率なのかを確認し、下表の数値以上であれば、なんらかの理由があるのでは?と検討するベンチマークにしてはいかがでしょうか?

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 私たちの業界も、伸びている会計事務所は、業務を標準化し、時間の限られたパートの方に仕事をやっていただく仕組みを作り上げた、パートの方を活用する事務所が多くなっています。どこの職種、会社でも、やはり検討に値すべき課題なのではないでしょうか?

 一方、AIのように、できる限り人を使わず、人の手を介さず、売上を作り上げるモデルを作り上げることも併せて考えるべき課題だと思います。

 とえらそうに言うのは簡単ですが(私たちも同じように悩んでいますので)

 

 コラムが長くなりすぎたので、本当に書きたかったのはもうちょっと別のことだったのですが、今日は趨勢のご紹介ということで。

 

 今年の私のコラムはおそらくこれが最後です。(コラム当番以外で書く可能性はありますが)

 大分早いですが、皆様、よいお年を。来年も皆様にとってよい一年でありますように。