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税務

2023/11/13

税理士に決算のみを依頼する際の費用相場は?顧問契約との違いも解説!

税理士に決算のみを依頼する際の費用相場は?顧問契約との違いも解説!

「税理士に決算申告書の作成のみを依頼できる?」

「顧問契約と比較して、どのくらい安くなる?」

上記の悩みを持つ方に向けて、今回は決算のみを税理士に頼む際の費用相場を紹介します。合わせて、顧問契約との違いや、スポット依頼のメリット・デメリットも解説しました。

 

また、スポット依頼する際の判断基準についても触れています。

最後まで読んでいただき、ご自身に合った方法で決算申告書の依頼を検討しましょう。

 

税理士に決算のみ依頼する費用相場とほかとの違い

税理士に決算のみ依頼する費用相場とほかとの違い

税理士に決算時のみ申告書作成を依頼する際の費用について解説します。また、ほかの方法で決算申告書を作成してもらう場合との差についても一覧にしました。

 

以下では、税理士に決算のみ依頼するケースと、ほかのケースの費用相場を解説します。

 

税理士に決算のみ依頼する場合

税理士に決算のみ依頼する際の費用の大まかな相場は
15万円から25万円程度と言われています。

年間売上高が高いほど費用も高くなる傾向があり、年間売上高が高いと取引の数も多くなるため、それに比例して申告書作成に必要な作業量も増えるからです。
(※会計事務所ごとに金額は変わりますので詳しくはお問い合わせ下さい)

 

顧問契約を結んでいる場合

顧問契約を結んでいると、税務や会計に関するさまざまな業務を依頼できます。ただし、記帳代行や決算申告書は別途料金が必要です。決算のみ依頼する場合と同様に、年間売上高によって費用相場が異なります。

顧問契約を結んでいる場合の費用相場は、スポット依頼に比べリーズナブルになることが多く、特に年間売上高が高くなるほどお得になる傾向にあります。
(※会計事務所ごとに金額は変わりますので詳しくはお問い合わせ下さい)

 

スポット依頼と顧問契約の違い

スポット依頼と顧問契約の違いは、「継続的な幅広いサポートの提供」の有無です。スポット依頼は必要な業務だけに絞るので、コストを抑えられる点がメリットです。

 

一方、顧問契約は税務指導を幅広く依頼できます。顧問契約では以下の業務を含んだアドバイスが得られます。

 

  • 申告書類・決算書類の作成
  • 記帳内容の随時チェック
  • 効果的な節税対策のアドバイス
  • 資金調達のサポート
  • 経営のアドバイス
  • 税務調査への立ち会い

 

スポット依頼と異なり、顧問契約ではトータルサポートしてもらえる点が特徴です。

 

税理士に決算のみを依頼する3つのメリット

税理士に決算のみを依頼する3つのメリット

決算のみを税理士に依頼するスポット依頼のメリットは3つあります。

 

  • トータルの費用を抑えられる
  • こまめな連絡が不要
  • 自身で作成するより決算申告書の信頼性が増す

 

1つずつ詳しく解説するので、確認しておきましょう。

 

1.トータルの費用を抑えられる

スポット依頼であれば、費用は決算申告書を作成してもらうときだけ発生します。一方、顧問契約を結んでいると、契約期間中は顧問料が生じます。

 

決算申告書を作成する費用だけ見ると、顧問契約の方が費用は安く済むでしょう。しかしながら、トータルで見ればスポット依頼の方が費用負担を抑えられます。

 

2.こまめな連絡が不要

顧問契約を結ぶと、契約期間中はこまめな連絡のやり取りが生じます。税理士が経営や節税のアドバイスをするには、普段の流れについても把握してもらう必要があるからです。

 

一方で、スポット依頼であれば、決算の時期に連絡を取り合うのみで済みます。決算申告書の作成に必要なやり取り以外の手間はかかりません。その分、別の業務へ時間を割けるメリットがあります。

 

3.決算申告書の信頼性が増す

税理士に決算申告書の作成を依頼すれば、内容についての信頼性が高まります。提出する申告書類に税理士の署名が入るからです。専門知識を有する税理士が作成したと証明を得るメリットは大きいといえるでしょう。

 

もちろん、決算申告書は自分でも作成できます。しかし、提出時や提出後に指摘が入った際の対応に手間がかかります。申告漏れなどミスの可能性も否定できません。追徴金が生じるリスクを考慮する必要もあります。決算申告書の信頼性が増すメリットを頭に入れておきましょう。

 

税理士に決算のみを依頼する3つのデメリット

税理士に決算のみを依頼する3つのデメリット

決算のみを依頼するスポット依頼のデメリットは3つあります。 

 

  • 節税対策や融資の相談が難しい
  • 税務調査に対応していない
  • 認識が異なる可能性

 

これらのデメリットを鑑みて、顧問契約とどちらがよいか検討してください。

 

1.節税対策や融資の相談が難しい

スポット依頼の場合、節税対策や融資の相談はできません。決算の申告書を作成する限定された契約のため、数年に渡る節税や融資の状況については対応外です。

 

節税対策や融資など長期的なアドバイスは、顧問契約を結んでサポートしてもらうのがおすすめです。会社の状況をきちんと把握してもらい、適切なアドバイスを得られるようにしましょう。

 

2.税務調査に対応していない

決算申告書のスポット依頼では、提出後の税務調査には対応していないケースがほとんどです。

 

税務調査とは、申告書が正しいかどうか確認するために税務署が行います。税務調査は必ず行われるわけではありません。ただし、税務署から決算申告書について問われた際、自身で対応するため本業に支障が出るリスクがあります。

 

3.会計項目の認識が異なるリスクがある

スポット依頼は限定された契約なので、税理士との意思疎通に齟齬が生じるかもしれません。一例としては、会計項目の認識が異なるリスクがあります。スポット依頼では、普段から取引の内容について把握できません。

 

決算時期のみでは、すべてをチェックするのは難しいといえます。経費だと思っていたものが違っているなど、会計項目の認識のズレによるミスに注意が必要です。

 

税理士に決算のみ依頼する場合の判断基準

トータルの費用負担が抑えられるスポット契約について、判断基準を知っておきましょう。

税理士に決算のみを依頼する判断基準は以下の2つです。

 

  • 年間売上高と事務所の規模
  • 経理知識が豊富な人材の有無

 

最適な契約方法を判断するため、ぜひ参考にしてください。

 

年間売上高と事務所の規模

年間売上高や事務所の規模が大きい場合は、顧問契約を検討するとよいでしょう。決算申告書の作成は、年間売上高が高いほど手間がかかります。

 

また、年間売上高が1,000万円を超えると、消費税の納付は必須義務です。決算申告書にも反映させる必要があります。

 

しかしながら、消費税の計算は複雑でスポット依頼では難しいかもしれません。年間売上高が1,000万円を超えたタイミングが、税理士と顧問契約を結ぶ目安です。

 

経理知識が豊富な人材の有無

経理の知識に長けた人材がいなければ、税理士に決算申告書の依頼を検討しましょう。自社で決算申告書を作成できない可能性があります。

 

また、ある程度の知識がなければ、スポット依頼しても税理士とのやり取りに支障がでるかもしれません。自社で経理を担当する人材のレベルによっては、税理士へ依頼するボリュームも考える必要があります。

 

グロースリンクグループでは、決算のみのご依頼も歓迎します!でも…

ここまで、税理士に決算のみを依頼するメリット、デメリット、判断基準についてなどお話しましたが、ここで一つ大切なことをお伝えします。

グロースリンクグループでは決算のみのご依頼で終わりではなく、長期的に貴方の会社の成長を支えるお付き合いをしたいと考えております。

もちろん、決算だけのご依頼でも大歓迎です。

ただ、仮に当社に決算をお任せ頂けるのでしたら、そこで終わりではなく、その後も貴方の会社の数字をいっしょに追いかけさせて頂きたいと思っています。

なぜかというと、私たちグロースリンクグループは、

「会社は運営し続けていくもの、育てて成長させるもの。そのためのお力添えをすることが私たちの使命」だと考えているからです。
毎年決算の時だけ慌ただしく準備をして、とりあえずその場をやり過ごしたとしても、次の年も、その次の年も同じことを繰り返しているようでは、会社として、経営者として「成長している」と言えるでしょうか?

私たちの社名、「グロースリンク」には「グロース(成長)」が「リンク(繋がる)する、すなわちお客様も、当社も、良い成長が繋がって好循環になれば、という思いが込められています。

もしも今より会社を大きくしたい、成長させたい、とどこかに思う気持ちがあれば、当社までお気軽にご相談ください。あなたの会社の伴走者となって、一緒に夢を実現しましょう!

ご相談は無料です!

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