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2020/11/04自費が高い歯科医院は、原価率は高くて当然なのか?

こんにちは。1課歯科チームマネージャーの木部です。
先日営業でお伺いした医院様から受けた相談内容のひとつです。

 

原価率とは、
診療材料代、医療消耗品代、薬品仕入代、金属材料代、技工料を総称して原価といい、
その原価を売上で割ると原価率をもとめることができます。

歯科医院の平均原価率は約20%と言われています。
しかし、平均は平均です。

 

是非先生方に確認して頂きたいことは、原価の内容を保険と自費に分類して、
保険の原価と自費の原価を把握して頂きたいです。

これらを分類していくために、是非会計事務所に依頼をして、協力を仰いでください。
そして、その結果、保険の原価率と自費の原価率を把握をされてください。
案外自費の原価率は低く、保険の原価率が高かったなんてことが発覚するかもしれません。

 

弊社のお客様でも
自費率30%超の医院様、原価率13%、
自費率40%超の医院様、原価率15%、
自費率50%超の医院様、原価率18%、

自費率が高いからといって必ずしも原価率が高いわけではありません。

もちろん
自費率50%超の医院様、原価率22%
自費率70%超の医院様、原価率24%
自費率100%の医院様、原価率8%
という医院様もございます。

自費のメニューや診療内容による違いはありますが、
必ずしも自費率が高いからといって原価率が高いわけではありません。

 

原価率の改善と聞くと「値引交渉」を思い浮かべる先生もいらっしゃるかと思いますが、決して値引き交渉をして欲しいわけではありません。特に技工料の値引き交渉は絶対におススメ出来ません。

原価率改善ですが、
①ロス管理
②仕入先の見直し
③売値の見直し
といった方法があります。

 

売上5,000万円の医院様で原価率1%改善で50万円、売上1億円の医院様で原価率1%改善で100万円です。

 

是非、歯科医院経営の改善の一助になれば幸いです。