税務
2025/07/22
脱!どんぶり勘定! 損益計算書と損益分岐点について!

こんにちは!
名古屋の税理士 グロースリンク税理士法人です
皆さん、損益計算書をご存じでしょうか?
利益が書いてある表と認識されている表という認識をされている方が多いと思います。
まずは、損益計算書の利益について深堀していきたいと思います。
損益計算書の構成
【売上高】
会社のメインの稼ぎの合計です。
【売上総利益】
計算式: 売上高 - 売った商品の仕入費用
商品そのものの大まかな儲けです。粗利とよく呼ばれます。
【営業利益】
計算式: 売上総利益 - 営業や会社運営の費用
本業でどれだけ儲けたかを示します。これがプラスなら、本業は順調です。
【経常利益】
計算式: 営業利益 + 本業以外の収益 - 本業以外の費用
会社の通常の活動全体での儲けを示します。
【当期純利益】
計算式: 経常利益 + 特別な収益 - 特別な費用 - 税金
最終的な会社の儲けです。これがプラスなら「黒字」、マイナスなら「赤字」です。
このように損益計算書の利益といっても様々な利益があります。
例えば、営業利益は赤字、でも経常利益が赤字だった場合、その会社は本業の調子は良くないですが本業以外のところで何かいいことがあったと推察することができます。
逆を言えば、経常利益まで黒字なのに、最終的に赤字になってしまった場合、何か特別な支出がありそれが影響していることを表すわけです。
さて、皆さんは月々の売上目標をどのように考えていますでしょうか?
だいたい100万円売り上げればいいや、500万くらい売り上げたい。
様々な思惑があって売上の目標を立てられると思います。
私からは損益計算書を使った売上の目標設定をお伝えできればと思います。
損益分岐点という言葉をご存じでしょうか?
これは儲けと費用が同じ額になって、0円になる売上のことです。
言い換えるならば、この売上高以上、売り上げることができれば利益がでるラインというわけです。
だいたい100万円売り上げればいいや、500万くらい売り上げたい。
様々な思惑があって売上の目標を立てられると思います。
私からは損益計算書を使った売上の目標設定をお伝えできればと思います。
損益分岐点という言葉をご存じでしょうか?
これは儲けと費用が同じ額になって、0円になる売上のことです。
言い換えるならば、この売上高以上、売り上げることができれば利益がでるラインというわけです。
そんな損益分岐点は以下の式で算出できます。
損益分岐点売上高:固定費÷(1-変動比率)
本来であれば費用を固定費と変動費に分ける必要がありますが、簡便的に考えてみましょう。
販売費および一般管理費を全て固定費として仮定します。
変動比率は原価率と仮定します。
このように考えると非常に簡単に求めることができるのではないでしょうか?
この損益分岐点の考え方は経営をするうえで非常に重要だと思います。
皆さんの経営の一助になれるよう、スタッフ一同邁進して参ります!
その他、ご不明な点があれば
名古屋の税理士 グロースリンク税理士法人までお問い合わせください!