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歯科

2022/09/21

『歯科の親子継承』成功事例

『歯科の親子継承』成功事例

今後ますます注目されている、事業継承。

案件が増えていくなかで、トラブルが現在進行形で起きていることも多々見受けられます。

その多くが「情報不足」「コミュニケーション不足」「権限委譲不足」によって引き起こされていると考えます。

逆に言えば、「情報不足」「コミュニケーション不足」「権限委譲不足」が排除されていると

親子継承がうまくいっているとも言えます。

 

親子継承の成功

では、何をもって『歯科の親子継承』の成功と定義するかは難しいですが、ここでは一旦

  • 診療面
  • 経営面
  • 事務面

のすべてが継承されており、適切な経営がなされていることを『親子継承の成功』と定義したいと思います。

診療面

診療の主導権は後継者(お子様)主導で行われおり、診療システム等が、後継者(お子様)が構築している状態

経営面

経営の意思決定が、後継者(お子様)が行えており、親は意見を言うものの意思決定権がない状態

事務面

税理士や社労士等との連携を後継者(お子様)が行えている状態。

つまり、親は意見をいうものの、意思決定は後継者(お子様)が行っており、

適切な経営も行えている(利益が出てかつ資金が増加している)状態のこととします。

 

失敗事例

では、先に失敗事例からご紹介します。※失敗とはここでは一時的なトラブルを指します。

先ほどお伝えした「情報不足」「コミュニケーション不足」「権限委譲不足」の排除のうち、

「情報不足」「コミュニケーション不足」の排除が適切に行われなかった事例です。

事例①:社歴30年のベテラン受付さん。

実家に戻ってきて、診療に関しては父から現場で継承を順調に進めていくも経営面と事務面の共有が一切出来ておらず、スタッフさんの給与等に関してのトラブルがあった事例です。

お父様の時代の給与・賞与・昇給ルールは、

 給与:16万円で入社

賞与:夏・冬ともに給与の月額+αを支給

昇給:正社員であれば毎年一律10,000円

つまり、継承時には下記のような状態でした。

給与:45万円、

賞与:夏・冬で各50万円

 

後継者(お子様)としても、医院をささえてくれてきた背景は理解しているつもりだが、

相場と考えても過剰な給与等を支給しており、折り合いがつくまでに半年以上費やした。

 

上記のようなトラブルはほんの一例です。

上記のようになる前に継承を意識、意思決定された場合に、必ず確認、実行して頂きたいことがありますのでその一部をご紹介いたします。

 

財務面

□売上金額(患者数・単価)

□売上構成(自費率、自費患者率、患者層(性別・年齢)、メインテナンス割合)

□借入金の有無(有の場合は毎月の返済額、残年数、利率)

□資金(資産)状況

□医療設備の寿命

労務面

□スタッフ構成(引継ぎの有無/個人・医療法人で少し扱いが変わります。)

□スタッフ給与・賞与の金額及びルール

□雇用契約書・就業規則の有無

□退職金の有無

□有給残日数

経営面

□税理士・会計士との面談同席

□社労士との面談同席

□親子だけではなく、外部ブレーンを交えた継承プランニング

□自分と向き合うこと

(継承開業が全てではありません。誰のために、何のために、なぜ継承するのか?)

□親と向き合うこと

 

上記の項目にチェックが多く入っている先生は親子継承の成功に限りなく近づけていると考えています。

もちろん、何をもって「親子継承の成功」なのか。これらに正解はなく、当人同士が定義をしっかりと決める必要があります。

そのために、まず親子で事業継承の成功の定義を決め、そこに向けてプランニングと実行をし続けること。

第三者を交え、情報の共有、コミュニケーションエラーを排除し続けること。

ブレーン(第三者)を活用し、橋渡しをしてもらい続けること

後継者(お子様)は親の想いをしっかりと聴き続けること。

親が後継者(お子様)にバトンを渡すということ。(バトンを先に離すのは親であることを知る。)

これらが親子継承の成功に導く必要最低限な条件だと考えています。

成功事例

最後に成功事例のご紹介です。

事例②:顧問税理士はいるが、申告はしっかりとやってくれているが経営に関してのアドバイスは一切なし。後継者(お子様)は顧問税理士には相談し辛く、親に対して経営数字を直接聞けずモヤモヤした状態で診療を進めていた。また、経営に関して誰に相談して良いかわからず、HPからお問い合わせを頂き、セカンドオピニオンでの継承支援事例。

 

弊所が提案・支援した内容

  • 月に1回の経営会議(親・子・弊所)の実施
  • 親、子それぞれでの定期面談の実施

 

上記をご支援させて頂き、経営の状況、資産状況の把握、何を継承して、どんな戦略を持って展開していくかを、明確にプランニングを行い、経営会議で進捗確認、決定事項の整理を行い、親子が描いていた理想の状態をつくれています。

もちろん、意思決定に関してお父様が意見を出されることもありますが、その意見に対して素直に受け止めつつ、後継者(お子様)が意思決定をされ、お父様は後継者(お子様)の意思決定を尊重し、応援されています。会議中に言い合いをされることもありますが、建設的に解決を今ではされるようになっています。

 

親子継承で悩まれている先生方は、是非第三者をうまく活用しながら、しっかりと情報共有し、コミュニケーションを図り、継承の成功、事業の成功を明確に定義し、そして親子共に人生の成功を選択し続けて頂けますと幸いです。

 

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