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2022/07/12

税金の前払い?分割? 所得税の予定納税

税金の前払い?分割? 所得税の予定納税

みなさんこんにちは!

医療チームの柳澤です。

 

梅雨が明けてからの雨、相変わらずの猛暑・・・

バテバテの私ですが、皆様は大丈夫でしょうか。熱中症は気づかないうちに症状が進み、急に発症をするので、無理をせずにはやめの休憩を取りながらこの暑い暑い夏を乗り越えましょう!!!

 

さてさて本日は所得税の予定納税についてお話ししたいと思います。

所得税の予定納税通知書というものが6月に届き、4月に所得税を支払ったばかりなのにまた納税があるの!?と思った方もいるのではないでしょうか。

 

予定納税とは昨年これくらい税金がでたので今年も同じくらいの納税はあるでしょという国の予測をもとに税金を前払いする制度です。

一度に税金を納めると負担が大きくなってしまうので、税金を分割して納めてくださいということです。あくまで予測を元での前払いですので、多く支払ってしまった場合は確定申告時にちゃんと帰ってきます。

 

では予定納税とはどのような人がいつ・いくら納税をするのでしょうか。

それは前年の納税額(予定納税基準額)が15万円以上の方が

予定納税基準額の3分の1の金額を年2回、期限内(第1期・第2期)に納付しなければいけません。

 

納付期限 第1期 7月1~7月31日

     第2期 11月1日~11月30日

 

例 昨年の納税額が90万円、今年の税金が120万円の場合

  予定納税 第1期 30万円

  予定納税 第2期 30万円

 確定申告時 納税額 60万円(120万円-30万円-30万円)

 

予定納税も滞納をしてしまうと延滞税がかかってしまうため、期限内に納付できるようにしましょう。

また廃業や業績不振などで予定納税額が高すぎて支払えないといった場合、減額申請を提出することができます。

第1期分の減額申請は7月1日~7月15日までの期間内での提出なので気を付けてください!

 

思いもがけない出費があったり大きなキャッシュが動くときは一括で支払うのか分割で支払うのかも検討すると思います。

経営・家計においてキャッシュフローの計算はとても大事な要素ですので、年の収支計画をしっかりと立てて、納税準備はもちろん、今後の事業のための資金繰りを考えていきましょう!

 

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